No, thank you. [1] |
ポスッ。 「…ってー、誰だよ?」 「ああ、すまん、僕だ」 「ひ、氷上君?! やあ。 ど、どうしたんだい?」 俺の後ろからいきなりチョップしたのは生徒会長の氷上。 全然威力の無いチョップ…、 全く予想できない事をされて こいつ、本当に氷上か?とか えーっと俺、今、起きてるよな?とか 気のせいか?とか 考える力を総動員して この状況を把握しようとしていたけど… さっぱり分からない! 「実は、指令を受けてしまってね」 「指令…?」 「そうなんだ。 本来、総帥というのは指令を出す方なんだが…」 「総帥?」 「あ、いや。 今のは聞かなかったことにしれくれたまえ」 「分かった…けど、氷上君? どういう事なのか説明してくれないか?」 「いや、詳しいことは言えないことになっている。 かたく口止めされ……… ああ!僕の口はなんて軽いんだ!!」 「氷上君?」 「佐伯君、とにかく、これを受け取ってくれたまえ。 では僕はこれで失礼するよ」 なんなんだよ。 このカード。 白地に緑で一文字だけ書いてある。 『H』 俺が『H』ってことか? いやいやいやいや 仮にも生徒会長の氷上がそんな言葉を使うはずない。 水素、ってことも無いな。 それこそ意味が無い。 なんなんだよ?これ? |
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