09. 11/21(金) 誕生日☆その2☆




今回のお話はR18指定とさせて頂きます。
性的描写が含まれていますので
18歳未満の方、そのような表現が苦手な方は
絶対に読まないで、次のお話に進んでください。
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大丈夫です、読みます、というチャレンジャーな方は
下の方へずずずーっとお進みください。







































勝己の舌が私を絡めて離さない。
キスだけなのに体の中心がじんと痺れてくる。
痺れて全身が火照って熱くてしかたない。



「………脱がすぞ?」

「え?じ、自分でやるよ」

「ダメだ」

「え?どうして?」

「プレゼントは自分で開けるもんだろ?」

「えええ?!」



観念して制服を脱がされてキャミソール姿。
私を見下ろしながら勝己も脱いでる。
見てるのも見られるのも恥ずかしいから、胸の前を手で隠してギュッと目を瞑った。



「これ………この前買ったヤツか?」

「そう。ん………くすぐったい………」



スルスルとキャミソールの上から勝己の手が動く。
胸を隠してる腕や肩に勝己の唇が滑るように動く。



「あはは、やめて………く、くすぐったい!」



くすぐったくて身をよじって逃げようとしたけど、大きな腕が腰にまわされて動けない。



「これならくすぐったくないだろ?」

「あはは………ん………あ………」



首筋や喉元に舌を這わされて、耳のふちを熱い舌で何度もなぞられるうちにまた体が熱くなってきた。
スルスルと勝己の手が私の体の上を動いてる。
もうくすぐったいのかなんなのか分からない。
背筋がゾクゾクする。



「これ、脱がしてもいいか?」

「んっ………」



耳元で囁かれた低い声に痺れていたら、キャミソールの下に勝己の手が差し込まれた。
裾をまくりあげながら、その手が直に私の肌に触れる。
大きな手があったかい。
ブラとショーツだけになって恥ずかしくて体の前を両手で隠した。



「手、どけて」

「恥ずかしいもん」

「オレに見せるために買ってきたんだろ?」

「そうだけど………」

「じゃ、見せろ」



そろそろと手をどけるのを勝己がジッと見てる。
その視線だけで見られてる部分がほてってくるような気がする。
白いレースに小さな水色の花が幾つか刺繍されているブラとお揃いのショーツ。
勝己の手が伸びてきてブラの上からそっとふくらみを包む。



「可愛い………」

「小さいでしょ………」

「ちょうどいい」



ブラにキスしたりやわやわと揉んだりしてる勝己が嬉しそうだから可愛いの買ってきて良かったとホッとした。



「ハァ………たまらない………」



そう言って左手でグッと抱きしめて優しいキスをくれる。
差し込まれた舌は最初にキスした時よりも熱くなってるような気がした。
背中にまわした手がホックをプツンと外し、緩んだ隙間から右手が入ってきて直にふくらみを包んだ。

首筋を下の方へ移動していくキス。
ふくらみを揉んだり円を描くように動く手が敏感な部分を刺激した時背中が仰け反ってしまった。



「あっ………」



ふくらみの上の頂を指でつままれたりはじかれたりする。
反対側は舌でなぞられて口の中で転がされる。



「ん………あっ……あ……」



自分がこんな声を出すなんて恥ずかしくて手で口を塞いだ。



「声、我慢すんなよ」

「んん………や、恥ずかしい」

「誰も聞いてない。オレだけだ」

「ん、ああっ………」



スルッと下に伸びた手が下着の上から一番敏感な部分をなぞる。
自分でも分かるぐらい湿ってる。
最後の下着も脱がされて直に触れられたら、もう口を塞ぐのも忘れていた。
ぬるぬると谷間をなぞられると恥ずかしい声が沢山でてしまう。



「たくさん濡れてる………」

「や、やだ………見ちゃだめ」

「見たい、全部」



ももを押さえられて濡れているところに勝己の唇がふれた。
舌が谷間をぬめぬめと這いまわってる。
恥ずかしいのに体がピクンと反応してしまう。



「や………汚いよ」

「汚くない」

「で、でも………あ、あ……」



谷間をなぞっていた舌が一番敏感な芽を捉えた。
今までに感じたことの無いビリビリとした感覚に背中が仰け反る。



「あっ………あ、あ、あ………」



敏感な芽をくすぐるように舌先で舐められチュッと吸われてジンジンと体の中心が熱くなっていく。
芽を刺激されたまま、勝己の指が谷間をなぞり、中心に入ってきた。



「んっ………」

「痛いか?」

「だいじょ、ぶ………」



ゆるゆるとその指を出したり入れたりしながら芽を刺激され続ける。
ビクビクと体が反応して止まらない。



「あ、あ……やめて……」

「嫌か?」

「ちが……ヘンになっちゃう……」

「ああ、大丈夫だ。もっと感じろ」

「あ……あ、ああっ………!」



勝己が左手で私の右手をギュッと繋いでくれた。
指の動きと敏感な芽を刺激する舌の動きが早くなって、私は目の前で光がはじけて頭が真っ白になった。











「感じてくれて嬉しい」

「ん………」



力が抜けてクッタリしてる私に勝己は優しく触れるだけのキスをしてくれた。
まだ全身がフワフワしてる。
ああ、これがイクって事なのかな?
そんなことをボンヤリ考えていた。

勝己はベッドから降りて自分のスポーツバッグからタオルと小さな箱を持ってきた。
ベッドに腰掛けて下着を脱いでその箱から何か取り出してる。



「おい、あんまり見るな………それとも見たいのか?」

「え?やだ、違うよ!」

「じゃあ、ちょっと待ってろ、な………」

「う、うん」



タオルは「シーツが汚れると大変だろ」と腰の下に敷いてくれた。
そんなことまで考えててくれたと思うと嬉しい。

抱きしめながら優しくて甘いキスをしてくれる。



、いいか?」

「ん………」



硬いものが中心に押し当てられる。
それがゆっくりと中に入ってくる。



「い………いたっ………」

「悪い………ゆっくりするから………」



ググッと少し進んでまた戻ってをゆっくり繰り返す。
中に入ってくるときが痛くてどうしても腰が逃げてしまう。
だけど勝己がギュッと抱きしめてくれるから私もしがみついて耐えた。
ズンッと突然やってきた奥に突き当たる感触と激しい痛み。



「ああっ………!!!」

「ハァ………ごめんな………大丈夫か?」



痛みでこぼれる涙を唇で優しくぬぐって、優しいキスを何度かくれたあと、ギューッと抱きしめてくれた。
だから私もギューッて抱きしめ返した。
ギュッと密着しているとお互いの体温が感じられてすごく安心できる。
痛いのも少しだけおさまってきたみたい。
耳の横で聞こえる勝己の息使い。



、好きだ」

「私も、好き」

「痛くしてごめんな………」

「ううん………嬉しい」

「オレも嬉しい」



そう言ってギュッと抱きしめる手に力をいれる勝己。



「………少しだけ、動いてもいいか?」

「うん」



勝己は私が痛くないか確かめるようにゆっくりゆっくり腰を動かしてくれる。
だんだんと痛みよりも気持ちよさが増してきた。



「う………ハァ………い、痛いか?」

「ん………だいじょう、ぶ………っ………」



徐々に早くなっていく動き。
勝己の息づかい近くで聞こえる。
グイグイと押し付けられる腰と中でこすれる感覚に合わせて声が出ちゃう。
もうあんまり痛くないのに目の前が涙で滲む。



「あっ………んぅ……あ………」

「ごめん………もう………っ……」

「勝己……あ……ギュってして……」

っ……」



ギュッと抱きしめる力が強くなって激しく突き上げられる。



「っ………うっ………!」



勝己が小さく呻いてゆっくりと静かになっていった。











優しいキス。
そっと抱きしめられて私は勝己の腕の中。



「………大丈夫か?」

「うん……だいじょぶ」

「ありがとな………嬉しかった」

「ん………」



勝己の胸にスリスリとくっついて目を閉じる。
あったかくて気持ちいい。
誕生日のプレゼント、勝己のためにあげた私の大事なもの。
喜んでもらえて私も嬉しかった。



「お誕生日おめでとう」